検索
フッ素について
- atsu-jibi
- 2015年11月30日
- 読了時間: 2分
歯を守る!フッ素についてのお話
★フッ素ってなに?
→フッ素は私たちの歯や骨、緑茶や海産物などの食品中に含まれています。
私たちが普段から身体に取り入れている必須栄養素の一つでもあり安全です。
フッ素には虫歯菌が出す酸に溶けにくい強い歯をつくる働きがあり、世界各国で虫歯予防に利用されています。
★フッ素にはどんな効果があるの?
→歯の質が丈夫になり、酸に溶けにくい強い歯が作られていきます。
酸に攻撃された歯の表面を元に戻そうとする働きがあります。
細菌が糖を分解するのを邪魔して、細菌の活動を弱めます。
★歯医者さんでのフッ素って?
→歯にフッ素を塗る 塗布法で行います。
歯が生え始める1歳くらいから可能です。
歯科医師、歯科衛生士によりフッ素を年齢・口の中の状況により3か月、6か月ごとに定期的に塗布します。歯科医院、保健センターなどでできます。
歯の表面は体の中で一番硬いエナメル質でおおわれていますが、乳歯のエナメル質は大人の半分しかないので虫歯の進行が早いのです。
お口の中では食事の度に歯が溶ける(脱灰)と溶けた歯を戻す(再石灰化)を繰り返しています。
虫歯がエナメル質内であれば再石灰化で治る可能性があります。

しかし、その下の柔らかい象牙質まで入ると虫歯は一気に広がってしまいます。
生えたばかりの歯は弱くて虫歯になりやすいのですが、たくさんのフッ素を取り込みやすい性質があります。
子供のうちからフッ素を使って予防し、早めに抵抗力をつけましょう。
Comments